学科試験は難しい?
ちょっとインターネットで第二種電気工事士の学科試験の問題を見てみたんですけれど、難しい用語がいっぱいあって、何を言ってるかさっぱりで。
学校卒業したら二度と見たくない、数学の問題もたくさんあるし…。
第二種電気工事士も工学系の資格になるので、どうしてもそういった要素はありますね。一つに、専門用語を知らないといけない、二つ目に数学を使う必要がある。
ほんとうに受かるのか、自信がなくなってきちゃったんですけど…。
数字、おまえとはほんとうにお友達になれないよ…。
まあ、勉強する前から諦めることはないですよ。きちんとした勉強をすれば、きっと皆さんも合格する力が身につきます。
本当ですか!自分も数字とお友達になれる!
難しい言葉もわかるようになりますか?
試験に合格できるだけの用語への理解や数字の使い方は必ず身につくようになりますよ。
用語の覚え方
でもどうやったら難しい言葉とか覚えられるんですか?
三輪さんは学生時代、たとえば英語の難しい単語をどうやって覚えられましたか?
ええと…、単語帳などを使って繰り返し見たり、書いたりして覚えました。
第二種電気工事士学科試験も同じで「繰り返す」ということが重要になります。例えば試験問題のテキストの問題を一問解いて終わりではなく、記憶に定着するまで繰り返すことが大切です。
でも、その前に数学が苦手なんで、なかなかできないんですよ…。
確かに、数学の苦手な人にとって第二種電気工事士学科試験は、苦手意識を持ってしまうような試験ですね。
これでビッグな電気工事への夢が絶たれてしまうと思うと悔しくて、悔しくて…。
あきらめる判断だけはほんと早いね野田くん…。
その夢をあきらめるのは早いですよ!
数学の問題もある程度的を絞っておけば十分に対応できるんです。
数学の問題もある程度的を絞っておけば十分に対応できるんです。
え!自分でも数学の問題ができる!?
第二種電気工事士で数字を使った計算問題はそこまで多くなく、また似たような問題が何度も出題されています。
でも結局、計算をしないといけないんですよね…。
もちろん、計算問題を勉強しなくても受かるという人はいます。ただし、私は少しでも勉強はしておいた方がいいと思います。
どうしてですか?
第二種電気工事士に数字や計算が必要なわけ
我々技術者は、目に見えない電気を数字として把握しているからなんです。電気が漏れているのか、間違った電気が来ているのか、などもすべて数字で見ています。
ということは、第二種電気工事士学科試験で計算問題が出てくるのはそういった能力があるかを見ているんですね。
でも自分みたいに計算が苦手なのがどうやって勉強したらいいのか…。
そのために必要なのが、過去問をよく知ることです。
第二種電気工事士学科試験は過去に出題された問題が形を変えて、また全く同じで出題されることがかなりあります。学習するテキストを選ぶときにも、そのようなことを意識したテキストを選ぶと良いですね。
第二種電気工事士学科試験は過去に出題された問題が形を変えて、また全く同じで出題されることがかなりあります。学習するテキストを選ぶときにも、そのようなことを意識したテキストを選ぶと良いですね。
そして用語の覚え方でも言いましたが、繰り返し自分の力でやってみること。最初は答えを見て真似してやってみるだけでもよいです。次になるだけ見ないでやってみる。そして最後に全く見ないでやってみる。これを繰り返すだけで相当力が付きます。
それだったら自分にできるかも!
持ち直すのもほんと早いね!
学科試験に合格するために重要なこと
こういった電気系の資格試験で多くの人が落ちる理由は何だか知っていますか?
うーん、用語が覚えられなかったとか…。
数学が苦手だったとか…。
一番多いのは、勉強不足です。忙しくて、結局試験直前まで何もせず、慌てて前日に詰め込んで覚えて、試験会場では頭が真っ白というのは、こういった試験で「あるある」なんです。
そうか、十分に勉強してなければ、用語を覚えたり計算したりする以前の問題になるんですね。
自分も勉強しないで寝ちゃったりしそう…。
これを防ぐために、実行可能なスケジュールを立て、それをきちんと実行しないといけませんね。このことが一番大切なんです。
次の項目では、勉強のためのスケジュールの立て方を見てみましょう。
次の項目では、勉強のためのスケジュールの立て方を見てみましょう。