STORY 3

試験の受け方

休憩時間、缶コーヒーを飲みながら、第一種電気工事士の試験の受け方を教わっています。

第一種電気工事士の試験を受験する資格と時期

第一種電気工事士を受験するための資格とか条件ってあるんですか?
野田さん
早速質問か…そうだな、試験を受けるだけだったら特に要求される資格はないよ。
高坂さん
じゃあ、私たちも試験を受けられるんですね!
三輪さん
そういうこと。学生時代の自分だって受けられたんだからね。
高坂さん
第二種電気工事士の試験のときみたいに上期に受験したいんすけど!
野田さん
あ、いや、上期・下期って第一種電気工事士の試験は分かれてない。年に1回しかないからね。
高坂さん
え!
三輪さん
野田さん
第一種電気工事士は、第二種の下期と近い時期に実施されるから、上期の時期にはやってないよ。
高坂さん
ということは試験は秋か。なんか拍子抜けだな。
野田さん
秋までまだまだ時間があるからさ、じっくりやっていけばいいんじゃないの。それに、第一種は第二種よりも難しいから相当気合い入れて勉強しないといけないし。第二種よりも勉強時間は必要だよ。
高坂さん
え!?そんなに難しいならもっと早く言ってくださいよ!本当に今から間に合うんすか!?
野田さん
またこの流れ?
三輪さん
え、え、え?いや、だから前にも言ったようにちゃんと勉強すれば間に合うよ…?
高坂さん
ほんとですね…?
野田さん
先輩、もっと言い聞かせないと野田くん納得しないです。
三輪さん
だ、だから、最初は春に受けようと思っていたんだから、思っていたより半年伸びたわけでしょ…?想定より半年余裕があるんだから。
高坂さん
そういえば、そうでした!勉強時間は増えてますね!難しい試験でも攻略する時間はまだまだあるんですよね!
野田さん
高坂先輩も教えてくれるから大丈夫ですよね!
三輪さん
あ、ああ、必要なことはすべて教えるから、きちんとついてきてね…。(大丈夫かな…)
高坂さん

どうやって申し込むの?

あと、試験の申込方法ってわかるよね。
高坂さん
第二種電気工事士試験と同じように、書面による方法とインターネットによる方法との2種類あるんですよね。
三輪さん
そうだね。だけど2023年度の試験からコンピュータを使って試験を受けるCBT方式が第二種電気工事士と一緒に導入されたから、もしCBT方式で受験したいなら、受験申込確定後改めて、別途CBT会場申込手続をしないといけない。
高坂さん
CBT方式って何ですか?
野田さん

CBT方式と筆記方式

学科試験(旧筆記試験)では、一定の期間の間に会場と時間を選んでコンピュータで受験できるCBT方式が導入されたんだ。もちろん従来通りの筆記方式もあるからどちらか選択できる。
高坂さん
ということは自分で会場と時間も選べるんですね?
三輪さん
でも、コンピュータで試験ってなんか面白そう!
野田さん
まあ、そうだろうね。でもいくつか注意が必要だよ。
高坂さん
何かあるんですか?
三輪さん
野田さん
まず、CBT方式の試験は申込期間から試験の実施期間が筆記方式に比べて短い。だから、受験の準備を前もってやっておかなくちゃいけないよ。
高坂さん
いつでも受けられるから、余裕があるかと思ったら意外ですね…。
三輪さん
それと、コンピュータで実施する試験だから、紙の試験とは若干やり方が異なる。例えば、問題が問い1から順番に解いていかなければならないから、苦手なものは後回しというやり方が難しい。
高坂さん
計算問題は後回しってやりにくいんですね。
野田さん
それと、配線図問題の大きさはパソコンのディスプレイ以上にはならない。だから拡大して見ることはできるけれど全体を把握する時にやりにくいと思う人がいるかもしれない。
高坂さん
複線化の必要な問題も慣れが必要ですね。
三輪さん
とはいえ、基本的には筆記方式と変わらない。CBTだからといって特別なことをすることはないと思うよ。
高坂さん
どっちがいいんですか?
野田さん
試験の準備次第だよね。早めに準備が整い、自分の好きな日程で受験したければCBT方式。ギリギリまで準備時間を取って日程を合わせられるのであれば筆記方式がいいかな。また最初CBT方式で申し込んでも、試験の準備が間に合いそうもなければ、一定の期間内で筆記方式に変更もできる。逆はできないけれどね。
高坂さん